Technical Details
プロセス

スケールアップ可能なプロセス

当社は、お客様の現在および将来のニーズに合わせて、コスト効率と生産性の高い理想的な製造ソリューションを提供します。

当社の成膜装置は、研究開発から大規模生産までスケールアップ可能なプラットフォームを基盤としています。

金属ストリップおよびバイポーラプレート用コーティング

最適なプレコーティングおよびポストコーティングソリューションを提供するために、当社では独自の装置とPVD技術のポートフォリオを組み合わせています。

プレコーティング とは、コイルから直接帯鋼に成膜することであり、他の追随を許さない低コストで高い生産性を実現することに重点を置いています。

一方、ポストコーティング, は、より伝統的なコーティング方法です。完全に溶接されたバイポーラプレートの両面に成膜を施す事で、成膜後の加工工程の影響を防ぎます。

これら以外に、もう一つ ミッドコーティング  があり、これは成型後の陽極と陰極のハーフプレートが、バイポーラプレートに組み立てられる前に 成膜されることを意味します。

性能

PEM燃料電池用成膜

当社のPEM燃料電池用カーボンベース層スタックは、低い界面接触抵抗(ICR)、良好な密着性、優れた耐腐食性を実現するために最適化されています。これらの層スタックのICR、腐食性能、耐久性は、金薄膜と同等の性能を示し、有名な試験機関によって認定されています。

フラウンホーファーISEの電気化学的腐食試験

VON ARDENNEのカーボン成膜は、燃料電池の電位で耐食性に優れています。

ZBTの加速ストレステスト(AST)

加速ストレス試験では、VON ARDENNEコーティング(プレコーティングおよびポストコーティング)の性能は、PVD金薄膜の性能にに匹敵します。

PEM電解槽用成膜

VON ARDENNEは、PEM電解槽用の貴金属成膜も提供しています。この成膜は、界面接触抵抗/面通過抵抗(ICR/TPR)を低減し、電解陽極電位での腐食保護を提供します。

サポート
お問い合わせ先
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